通信速度

Mbpsや下り・上りとは?動画や日常の通信速度の目安

現在、様々な固定回線、モバイルルーターのサービスを提供する会社が多数存在します。

各社のホームページでよく目にする「Mbps」や「Gbps」といった文字(単位)。はっきりと理解していない方にとっては、実際のところどれくらいあれば、ストレスなく使用できるのかわからないものです。

今回はインターネット回線に用いられている用語「Mbps」や「Gbps」とは何か、そして動画視聴時や日常でインターネットを使用する際どれくらいの通信速度があれば快適に利用できるかについて解説していきます。

 

kamishin
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Mbps・Gbpsとは

光回線やモバイルルーターのホームページやそれらに関連する記事でよく見る「Mbps」や「Gbps」はインターネット回線の通信速度の単位です。

Mbpsの読み方は「メガビーピーエス」です。数字が大きい程、通信速度が速いことを示します。

Gmps(ギガビーピーエス)>Mbps(メガビーピーエス)>Kmps(キロビーピーエス)>bps(ビーピーエス)

1Gbpsは1000Mbps
1Mbpsは1000Kbps
1Kbpsは1000bpsとなります

インターネットの通信速度下りとは?

続いては「下り」「上り」について解説していきましょう。
インターネットの通信速度の「下り」とはインターネット通信を用いてダウンロードすることを意味します。
ダウンロードというと動画や画像、アプリのデータをイメージしてしまいますが、それ以外にも、WEBページや動画の閲覧も該当します。
この下りの通信速度が速い、言い換えるとMbpsの数字が大きいと「サクサク」と動くため、ストレスなくインターネット通信を楽しむことができます。
逆に下りの通信速度が遅い、言い換えるとMbpsの数字が小さいと読み込む時間に時間がかかってしまいます。

インターネットの通信速度上りとは?

一方、インターネットの通信速度の「上り」とは、下りの逆でアップロードを意味します。
日常で使うシーンとしてはInstagramやFacebookなどの投稿(テキスト・画像・動画も含む)、ECサイトやホームページ、ブログの更新の際に利用しています。
kamishin
これら下り、上りのうち、特に重要視すべきは「下り」の方です。
下りの通信速度が遅いと、いつまでも次のページに移動しなかったり、アプリの立ち上げ、ゲーム中にスムーズな動きで表示されません。

こんな時はどれくらいの下りスピードが必要なのか?目安をシーンごとに解説

光回線やモバイルルーター、スマホなどの契約を検討しているの中には、最低限どれくらいの通信速度があればよいか疑問に思うことでしょう。

代表的なシーンと共に、通信速度の目安を合せて紹介します。

また、光回線は現在、ほとんどのプロバイダーで下り最大1Gbpsの下り速度ですので、心配することはありません。

しかし、モバイルルーターやスマホ(特に格安スマホ)の方は以下のシーンごとの目安を参考にしてください。

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YouTubeやドラマ・映画を見る時の下り速度の目安

人によっては毎日YouTubeを見る方も少なくはないでしょう。

また、現在ではTVerやFOD、U-NEXT、Amazonプライムビデオなどの見逃し配信、ドラマ・映画配信サービスを利用する方も年々増え続けています。

気軽に現在のものから過去のものまで視聴することができますが、固定回線を利用していないスマホユーザーやモバイルルーターユーザーは動画は特に通信速度とデータ通信量を意識しておかなければいけません。

快適な視聴に必要な下り速度はサービスによって異なりますので、以下をそれぞれ参考にしてください。

YouTube見る時に必要な下り通信速度の目安

YouTubeの場合は視聴する「画質」によって下り速度の目安が異なります。

スマホで下り速度10Mbpsほどあれば、どの画質でもストレスなく視聴できます。

無制限プランではなく、データ通信の容量の残りが気になる方は、設定で画質を落として通信量を節約するのも1つの手です。

 

YouTube下り速度の目安
HD画質(1080p)5~10Mbps
高画質(720p)5Mbps
中画質(460p)3Mbps
低画質(360p)1~2Mbps

U-NEXT(ユーネクスト)見る時に必要な下り通信速度の目安

U-NEXTを見る場合、パソコンやスマホ、テレビで見る場合があると思いますが、どのディバイスでも同じです。

 

U-NEXTスマホ・タブレットPCテレビ
標準画質1.5Mbps以上
高画質3Mbps以上

NetFlix(ネットフリックス)を見る時に必要な下り通信速度の目安

kamishin
個人的な意見ですがSD画質なら2Mbps、HD画質なら5Mbpsなくてもイケそうです。あくまでも目安ということで。

 

U-NEXT下り通信速度目安
SD画質3Mbps
HD画質5Mbps

Amazonプライムビデオを見る時に必要な下り通信速度の目安

Amazonプライムビデオ

 

Amazonプライムビデオ下り通信速度目安
SD画質(標準)0.9Mbps
HD画質(高)3.5Mbps

 

 

FODを見る時に必要な下り通信速度の目安

fodプレミアム

フジテレビの動画配信サービスであるFOD。

また、FODプレミアムでは月額888円で「動画2万本見放題」(放送中の最新作から過去の名作ドラマだけでなくオリジナルドラマや海外ドラマ、バラエティなど)「コミック400冊以上読み放題」「雑誌100誌以上読み放題」「電子書籍購入で20%のポイントバック」などのサービスが受けられます。

Tver下り通信速度目安
高画質3Mbps以上

 

FOD

Tverを見る時に必要な下り通信速度の目安

ドラマやバラエティから報道、アニメ、スポーツまで配信している民放テレビ配信ポータルサイトTver。

うっかり忘れていた好きな番組の見逃しを見ることができる便利なサービスですね。

 

Tver下り通信速度目安
高画質3Mbps以上

 

てのりこ
ねぇ、カミシン。ポケット型ワイファイ(モバイルルーター)を契約しようか悩んで色々公式サイト見てるんだけど、どこのサービスのどの端末も下り通信速度が最大で150Mbps~612Mbpsなら、わざわざ下りとか気にしなくてもいい?

 

kamishin
結論から言うと、よほど古い端末じゃなければ、今回紹介した動画配信サービスとかSNSとかストレスなく使えるよ。ただよく(最大)って書いてあるのはあくまでも理論値なんよ。実際はその30%くらいしか出ないよ。

 

 

てのりこ
へー、知らなかった。でも30%くらいってことは下り最大150Mbpsなら50Mbpsくらい出るならその端末でも気にしなくて良さそうね。

 

kamishin
実際のモバイルルーターは良くて50Mbps出ないくらいかな。最近のは5Gエリアに対応しているものもあるけど20~50Mbpsだったら充分よ!不安だったら各公式サイトの対応エリアを確認したり、お試し保証で実際に試してみるのもいいね。

 

オンラインゲームをする時の下り速度の目安

これまでは動画を中心に下り通信速度の目安を解説しましたが、オンラインゲームの場合は若干異なります。

オンラインゲームの場合、意識しておきたいのは「下り通信速度」と「png」です。

オンラインゲームは画面の展開(切り替え)や動きが早いため、下り通信速度20~30Mbpsは欲しいところです。

また、先程挙げた「png」とはコントローラーでの操作が実際の画面上に反映するまでの速さで、pngの数が小さい程、よりスムーズに動きます。

 

kamishin
png数が多いとその分コントローラーの操作とタイムラグが生じますので、快適にゲームが楽しめません。覚えておきましょう。

 

オンラインゲームをする時のPing値の目安

  • かなり速い:~15ms
  • 速い:15~35ms
  • 普通:35~50以下

50ms以上の場合はオンラインゲーム、特にFPSなら全く使い物になりません。(ラグい)

メールやWEBサイトなど日常での下り通信速度の目安

最後は日常生活でインターネットを利用する際に必要な下り通信速度の目安を紹介していきます。

メール

テキストだけのメールの送信であれば128Kbpsあれば十分です。128Kbpsと言えば、スマホやモバイルルーターで速度制限がかかった時の下り通信速度ですね。

WEBサイトを見る

WEBサイトの閲覧では1Mbpsほどあれば、大体のサイトは利用可能ですが、動画が多く含まれている場合は、読み込みまでに多少時間がかかる場合がありますので、3Mbps~10Mbpsほどあれば問題ありません。

InstagramやFacebook・TwitterなどのSNS

SNSの中でも画像や動画(投稿・ストーリー・IGTV)が多いInstagramでは、下り通信速度3Mbpsほどは欲しいところです。

FacebookやTwitter内にも動画もありますが、Instagram程の下り通信速度は不要ですが1Mbpsほどは必要です。

おまけ:スマホやワイファイの通信速度を計測する方法

スマホやワイファイの通信速度を計測する方法はアプリやサイトで簡単に計測することができます。

Fast.comはページにアクセスするだけで、まず下りの通信速度を計測、その後上りを無料で計測できるので、現在使っている端末の速度が知りたい方は以下のボタンからどうぞ。

 

 

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